佛教根本聖典』は、日中韓国際佛教交流協議会による日本案として提示されたものである。
『佛教根本聖典』は、中国の仏教の再建者である、趙樸初師の中国・韓国・日本の三国の仏教交流「黄金の絆」の提唱を受けて、1995年第1回日中韓佛教友好交流会議(北京大会)の席上、三国の共通聖典を作ろうと提案されたことに端を発する。
その後、1996年第2回日中韓佛教友好交流会議(ソウル大会)、1997年第3回日中韓佛教友好交流会議(日本大会)、1998年第1回三国交流委員会、1999年第2回三国交流委員会、2000年第3回三国交流委員会を経て、ここに『佛教根本聖典』(日本案)が作成されるに至った。